Kiro CLIをdevcontainerで試してみた
JAWS-UG朝会 #79 に参加したよ に書いたようにKiro CLIに興味が出たので触ってみました。
インストール前に確認
- 課金体系
- 公式ページ を読むと、現時点でFreeプランが存在していて50クレジット/月です
- その上がProの$20のようです。
- 最初に使い始めると初めの月だけ500クレジットもらえます(僕ももらえた)。30日すぎると無くなって50クレジット/月に移行するようなので、なんとなく使い始めるよりも、検証したいことがはっきり決まって使い始めた方がいいかも
- インストール方法
- 僕はUbuntu server上で使うのでmise経由で行けないか考えましたが、無理そうでした
- そのため今回はdevcontainerを作ってその中でKiro CLIを使います
使ってみた
devcontainer等の設定はこちら: try-kiro-cli-on-docker
多分試すとmiseのエラーが出るのですが、以下を打てば良いです。(miseはnode, aws-cliの管理で使ってます)
mise trust
mise install
- まず何もMCP等の設定を入れずにCDKを使ったアプリケーションを書いてもらう
- ChatGPTで仕様書を書いて、Kiro CLIに渡す
- 要件としては、サーバレスでTodoアプリ(認証なし)を作ってもらう。cdk destroyでリソースが全部消えるようにしてもらう
- 結果: 結構いい感じのができる。が、デプロイは失敗する
この時点での改善点として以下の2点がありました。
- 命名やタグ付けが微妙
- デプロイが失敗する
- logGroupが先に作られて、そのあとでLambdaが作られて、その時LogGroupが作成されるが名前が被っているので失敗する
そこで以下を行います
.kiro/hooks/name-and-tag.kiro.hookというJSONファイルを作り、そこに命名とかの話を書く- hooks はClaude Codeで言うところのhooksに近いです。イベント起点でpromptを注入できるやつ。
- エラー文を
docs/plan/ignore-hoge.mdみたいな感じで渡して参照させて、修正案を作ってもらう- 結局
logGroupをCDKのLambdaで指定する、という正解には辿り着けず、人間が手で直しました
- 結局
デプロイが成功
- 実質認証なしでDynamoDBをいじれるので、一瞬デプロイして動作確認したらすぐ消しました(削除済み)
- 実際CDKでよく残るS3, Cloudwatch LogsのLogGroupといったものは消えていました。(CDK由来で消えないものを除く)

これで 6.55 クレジット消費。Freeだと平均して1.66クレジット/日なので4日分くらい?

感想
- 結局MCP設定までいけなかった。JAWS-UG 朝会の資料 のおすすめMCP設定はまた今度
- KiroにAWSに関するAgent Skillsを作成してもらうのは筋がよさそう
- CDKの書き方とか
- AWSの資格勉強時に助けてもらうのに役立つSkillsをKiro CLIに作らせるとか
- AWSのエラーをdocs/planのような一時的なplanファイルに書くときはgit commitしないように気をつけたい
- account idとか載ったりするのは気分がよくない
ignore-*.mdをgitignoreするようにしてる
- KiroのhooksがJSONなのが微妙すぎる
- コメント書けないし、promptは改行コード入れないとだし
- 設定ファイルはJSONであるべきではない!
- 今回はmodelがautoだったのですが、qwen3系とかだともっとクレジット消費が小さいようでした。どれくらい賢いか気になる

- 体感ですが、Codexと比較してCodexの方が賢いと思いました。ただ、Planファイルを作って渡せばそれなりのCDKが上がってくるのはいいですね。直に1ファイルに書くとかしないでデフォルトで何も入れなくてもConstructとか分けてきたのはAWS CDKへの強さを感じました
- Kiroで使えるのはAgent Skills, hooks, steeringの3つが気になりました。steeringはコード規約みたいなのを入れるところっぽいです(チャットで繰り返し言うようなことをまとめておく場所)
次はAWSの勉強にKiro CLIを使ってみたいです。問題作ってもらったり、CDKを書いたらベストプラクティスに沿っているか、未設定のプロパティについて教えてくれたりレビューしてくれたりとかしたら嬉しいな。